スバルから大幅なリコールが発表されました。
その中にフォレスターも入っています・・・。
どのような内容のリコールで、リコール作業にどのくらいの時間がかかるのでしょうか?
リコール作業を受けずに、放っておくとどうなるのでしょうか?
気になるリコール情報から作業時間目安までの気になる部分を一気に解説!!
リコール対象車種の方、必見です。
フォレスター リコールの場所と内容は?
引用:https://c63amg-young.com/2018/03/18/new_forester_2018/
フォレスターに発せられているリコールは、どのような内容なのでしょうか?
そこは車のどの部分になるのでしょうか?
現在、フォレスターには直近で2つのリコールが出ています。
それがこちら。
- 完成品検査行程での、無資格の検査員による検査によるリコール
- エンジン内部にある「バルブスプリング」不具合によるリコール
上記の2つが直近で出ています。
ニュースでも取り上げられている程の重大な内容になっています。
各リコールの内容を少し掘り下げて解説します。
無資格検査員によるリコールについて
引用:https://bestcarweb.jp/news/business/2158
このリコールは、日産などでも行われていて大々的にニュースになりました。
車は工場で完成した後に、ちゃんと出来上がっているか部品のバラツキなどで違反になっていたりしないかなどの検査を行ってから市場に出てきます。
これを完成品検査というのですが、これは資格を持っている人が行わなくてはいけません。
スバルもこの検査を資格が持っていない人が行っていたということです。
簡単に言うと、ちょっと車に詳しい人が車検を行って「はい、OK~。」っていう感じで市場に出したというレベルです。
今回のリコールは「ちゃんと検査資格を持っている人が検査し直しますので、車をお近くのディーラーまでお持ち下さい。」というリコールです。
バルブスプリングのリコールについて
引用:https://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/414/278/html/okf05.jpg.html
こちらのバルブスプリングに関するリコールは、非常に大掛かりな作業になります。
理由は、バルブスプリングを交換するためにはエンジンを下ろして分解しないといけないからです。
しかも、この作業が出来る場所が全国に7か所しかありませんので、それ以外の地域の方は車をディーラーに預けて、その拠点まで送らないと作業が始まりません。
そもそものリコール内容は
- 一般的な製造上のバラツキであっても、バルブスプリング内に微小異物などがあった場合、スプリングが折損し最悪の場合、エンジンが停止する可能性がある。
というリコール内容ですが、このリコールに関する詳しい内容は後述致します。
では、どのくらいの時期に製造されたフォレスターが合致するのでしょうか?
そちらを次にご紹介致します。
フォレスター リコール対象は?
引用:https://voice-mediajapan.com/forester-fullmodelchange-5813
フォレスターに出されているリコール内容はわかりました。
では、どの時期に生産されたフォレスターがリコール対象となっているのでしょうか?
上記の2つのリコールはフォレスター以外の車種にもリコールが及んでいる大規模リコールとなっています。
11月8日発表分だけで9万7001台・・・。
1回でこれだけの量となると非常に多い台数がリコールとなっています。
リコール対象の車にはメーカーの方からリコールのハガキやDMが来ていると思います。
いち早く、確認したい方は下記のスバル リコール情報から照会を!!
スバル リコール情報はこちら。
フォレスター リコールのバルブスプリングって何?
引用:https://car-catalog.net/forester-sh/
フォレスターのリコールで「バルブスプリング不具合」のリコールがあります。
そもそも、バルブスプリングって書かれてもわかりませんよね?
簡潔に言います。
このリコールは超重要な部分のリコールになりますので対象の方は「受けなくてもいいかな?」って考えは捨てて下さい!!
バルブスプリングはエンジンの部品になりますが、エンジンを動かす上でも重要な部分になります。
バルブスプリングの場所とどんな部品なのかを、次は少し噛み砕いて解説して行きます。
バルブスプリングってどんな部品?どこに入っているの?
バルブスプリングは、エンジンのどの部分に入っているのでしょうか?
スバルの水平対向エンジンを見やすいようにカットした写真があります。
それがこちら。
引用:https://motor-fan.jp/tech/10006332
この写真で青い丸をされている部分が「バルブスプリング」になります。
エンジンは、空気と燃料を入れる → 圧縮する → 点火させる → 燃えた時の排気ガスを外に出す。
この作業を繰り返しています。
この空気を入れたり、排気ガスを出したりする行程に使われているのが「バルブスプリング」になります。
今回のリコールは「この部品が折れてしまい最悪の場合、エンジンが止まってしまう可能性があります・・・。」というリコールです。
ざっくりと、リコール作業にかかる期間ですが、エンジンを下ろして治すのに2日、輸送に往復2日~3日と考えると約1週間はリコール作業にかかると思っていただいた方がいいですね・・・。
ただし、まだスバルの対策部品の準備などが整っていないため、順番が来たら順次、再度案内を送るとのことなので、すぐにはリコール作業を受けれないってことですね・・・。
ただ、先程も書いた通り「受けなくてもいいかな?」という考えは捨てて下さい!!
フォレスター リコールで5万円が戻ってくる!?
引用:https://www.autoevolution.com/news/2017-subaru-forester-facelift-revealed-ahead-of-tokyo-motor-show-debut-100720.html
表題を見ると「なんだと!?」と思うかもしれませんが、確かにフォレスターのリコールで5万円が返って来るキャンペーンはありました。
ただし!!
このキャンペーンについて調べてみた所、2017年末に出したリコールでのキャンペーンのようです。
今回のリコールでは、このようなキャンペーンなど情報は見つけられず・・・。
一応、この時のキャンペーン内容をご説明します。
- ディーラーで12か月点検、24か月点検と同時に行った場合に限り、郵便為替で5万円が返ってくる。
ディーラーで定期点検と同時にリコール作業を行った場合に限り、返金されるキャンペーンだったようですね。
今回のリコールでも、同じようなキャンペーンが開催されると良いですが、現状ではそのような情報もありません。
フォレスター リコールでの今後の見通し
引用:https://www.autoevolution.com/news/2017-subaru-forester-facelift-revealed-ahead-of-tokyo-motor-show-debut-100720.html
フォレスターを始めとする多くのスバル車がリコールを出すことになった今回の無資格検査問題。
実は、2017年の10月に発覚した問題でその年末からリコールが始まっています。
社内調査などで該当車種や対象期間がどんどん増えてゆき、今回も発覚した期間分の追加リコール。
これからも、台数が増えていく可能性もありますし別のリコールが発生する可能性もあります。
その点から踏まえるとスバルは現在、非常に厳しい状況に陥ているのは間違いありません。
経営的に今は大丈夫でも、後々の販売台数に影響が出たりする可能性もあります。
ただ、この無資格検査問題は最初の発端は日産から始まった問題です。
スバル以外にも、マツダ、スズキなども台数は多くはありませんが、無資格検査員が検査を行った可能性がある車種があるとの報告を上げています。
日本の車メーカーは、根本的な社内規則部分からの改革が必要な時期かもしれません。
そうしないと、ただでさえ、新車が売れなくなってきている状況を更に悪くさせる可能性もあります。
世界でも珍しい水平対向エンジンを使っているスバルには頑張ってほしいですね!!
フォレスター リコールについてのまとめ
フォレスターのリコール情報について書いてきました。
非常に大きな問題となっている無資格検査問題からのリコール、エンジンの部品に関するリコール。
厳しい状況ですが、是非ともスバルには頑張ってもらいたいですね!!
アイサイト、水平対向エンジン、シンメトリカルAWDと優秀な物が多いスバル。
是非とも、この苦難を乗り越えてもらいたいです。
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